ネ申

何かを得る代わり、何かを失う。

その「得た何か」が、何かを失った穴を埋めてくれかといえばそんな事はない、というのが現実で、「いやいや自分はコレを得る代わりにアレを失ったんだから、コレはアレの代わりに自分を満たしてくれるはず」と考えるのが人の性。


人間は、もがき苦しむように設計されている。

もし人間の創造主たる神が居て、その御心にそぐわぬように在りたいと言うのなら、解き放たれようなどと考えない事だ。

もし創造主が居るのなら、悟りを開き、悩みから解放された人間を望んでいるとは思えない。理由は分からないけど、もがき苦しむその様を要している。